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#SuzyMFW: ドルチェ&ガッバーナ、神はディテールに宿る。

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ドルチェ&ガッバーナのデュオがファッションを宗教にする。

ドルチェ&ガッバーナ2018-19年秋冬コレクション。Photo: INDIGITAL

ドローンがホタルのようにステージの上を飛んでいる。ドルチェ&ガッバーナは観客を楽しませる新たな方法を見つけ出していた。遠隔操作デバイスのそれぞれは2人が手がけた最新のハンドバッグを1つずつ運んでいた。これをきっかけに歓声やクスクスという笑い声があがり、そしてインスタグラムには1000件もの写真が投稿された。  

ドルチェ&ガッバーナのドローンによるハンドバッグの紹介を見るチャンス。感動した???Photo by Instagram/@suzymenkesvogue/ Suzy Menkes

スマートフォンアプリに寄せられる関心がドルチェ&ガッバーナの路線を本当に変えてしまったのだろうか? デザイナーたちは視覚に訴えるもてなしを幾度となく提供してきた。昨年、私が見たであろうショーは7つあったと考えている。その中にはシチリアでの顧客たちがにぎやかなパーティーを行った記憶に残る3日間の光景や、ミラノでの小さな「子どもたち」によるショーもあった。ミラノのショーでは、愛する子供がランウェイを歩く姿を見られるように華やかな母親たちをフロントローに並ばせていた。ロンドンのハロッズ・ストアで行われた別のショーでは、顧客たちがフードホールに集まったり、南イタリアの市場を模した上階で買い物をしたりできた。  

お祈りするステファノ。神への奉納品の数々が全部ちゃんとTシャツの上にとどまりますように、と願っているのかも!!!Photo by Instagram/@suzymenkesvogue/ Suzy Menkes

彼らはう十分いろいろやったはず!でも、まだあったのだ!そのわずか10日後には別のショーがイギリスで行われた。それはロンドンのボンド・ストリートにあるドルチェ&ガッバーナ・ストアで開催された熱烈なクライアント向けのものだ。

ドルチェ&ガッバーナ2018-19年秋冬コレクション。Photo: INDIGITAL

さて、話をミラノの2018-19年秋冬コレクションに戻そう。ここではもう1つ、より若い世代に向けた、彼らと同世代がモデルを務めたシークレットショーが存在した。その「ショーの前のショー」はファッションウィークの土曜日、公式のものは日曜日に、ミラノのシーズンが終わりに向かう中で行われた。  

ドルチェ&ガッバーナ2018-19年秋冬コレクション。Photo: INDIGITAL

それもそのはず。だって宗教と同じように、このショーは日曜日に行われなければならなかったのだ。 ドローンがいる天国と言った方が近いかもしれないが、モデルたちは頭上の供げ物には目もくれず、扉の上に「ファッションへの献身」という言葉が掲げられた人工大理石の建物から現れた。  

ドローンの問題点は面白すぎること! そして見栄えが悪い。ドローンたちがドルチェ&ガッバーナによる天国のハンドバッグを振り回している様子がこちら…  

Photo by Instagram/@suzymenkesvogue/ Suzy Menkes

そして彼女たちは、天国からの贈り物と言った方が近いような装飾やアクセサリーを最大限に披露し始めた。聖心、ブロケードの刺しゅう、プラッシュ・ベルベット、宗教的図像のプリントと、全てが融合されていた。  

私の宗教ではないけれど、みんなはドルチェ&ガッバーナのチャーチルックについてどう思う??? Photo by Instagram/@suzymenkesvogue/ Suzy Menkes

優雅なカットのコートや小さなブラックドレスといったベーシックな作品があったことは思わぬ幸運だったが、そうでないものが多かった。いや、それらにも刺繍を施すべきだったのだろうか?

ドルチェ&ガッバーナ2018-19年秋冬コレクション。Photo: INDIGITAL

デニムジャケットから花柄のドレスまで、あらゆるものが奉納品や生い茂るようなシマウマのプリント、ツルバラ、時には常軌を逸した装飾で覆われていた。もしかして、ナイフ、フォーク、スプーンのプリントは特定の場所の修道院に由来するものだったのだろうか?

ドルチェ&ガッバーナがインスピレーションを得たのは教会。Photo by Instagram/@suzymenkesvogue/ Suzy Menkes

ショーは楽しいものだったが、その天国からの贈り物115点のうち、少なくとも3分の1は削れたかもしれない。しかし、そのエネルギーと魅力は伝わりやすいものだった。  

ドルチェ&ガッバーナ2018-19年秋冬コレクション。 Photo: INDIGITAL

世界に困難と悲惨さがこれほど多くあり、しかも宗教がその確執の中心であることが多いのに、ステファノとドメニコはそう言った多くの意味を含めたものに挑戦し、広まったカトリック教義を「面白く」したのだろうか?   

ドルチェ&ガッバーナ2018-19年秋冬コレクション。 Photo: INDIGITAL

それもあるかもしれない。だが、ドルチェ&ガッバーナの2人は流行ともシンクロしている。というのもニューヨークのメトロポリタン美術館にある衣装研究所が5月に開催する毎年恒例のイベント「MET ボール」は今回、「天国の肉体: ファッションとカトリック的な想像力」という予想外のテーマを掲げているのだ。 

ドルチェ&ガッバーナ2018-19年秋冬コレクション。

ファッションと神は意外な組み合わせに思える。だが少なくともMET ボールの常連は、どこでそれを買えるのか分かっているはずだ。  

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